ジャンパー膝に効果的なストレッチ|原因から改善方法まで徹底解説
- sy-ys2
- 1 日前
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ととのえ家Sanare(公式ブログ)
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は、ジャンプ動作やダッシュを繰り返す競技で起こりやすい膝のオーバーユース障害です。「膝の下が痛い」「ジャンプでズキッとする」という症状が特徴で、放置するとパフォーマンス低下にもつながります。
この記事では、
ジャンパー膝の原因
自分でできるストレッチ
再発を防ぐポイントを、専門院の視点でわかりやすく解説します。
■ ジャンパー膝の原因
ジャンパー膝は、膝蓋腱に繰り返し負担がかかることで起こる炎症です。特に以下の状態があると発生リスクが高まります。
✔ 大腿四頭筋(ももの前)の硬さ
最も大きな原因。筋肉の緊張が強いほど、ジャンプや着地で膝蓋腱に負担が集中します。
✔ 股関節の動き不足
股関節が硬いと、膝で衝撃を受け止めてしまい膝痛につながります。
✔ 姿勢・身体の使い方のクセ
反り腰・つま先重心など、膝への負担が増える動きのクセも要因。
✔ 急な練習量の増加
部活の追い込み期や大会前に痛みが出やすくなります。
■ ジャンパー膝に効果的なストレッチ
① 大腿四頭筋ストレッチ(基本)
立った状態で足首をつかむ
かかとをお尻に近づける
太ももの前が伸びるのを感じる→ 20〜30秒 × 2〜3回
ポイント:腰を反らない
② 腸腰筋ストレッチ
片膝立ちになる
前足に体重を乗せていく
後ろ脚の付け根が伸びる→ 20秒 × 2回ずつ
ポイント:骨盤を立てるように意識
③ お尻(大殿筋)ストレッチ
椅子に座る
片足を反対の太ももの上に乗せる
背筋を伸ばしたまま前に倒れる→ 20秒 × 2回
ポイント:膝を押さず自然に倒れる範囲でOK
■ ストレッチだけでは改善しないケースも
痛みが長引く場合、以下の要素が隠れていることが多いです。
膝蓋腱周囲の炎症
股関節のインナー筋不足
着地動作のクセ
体幹の弱さ
足のアーチ低下
ストレッチで柔らかくしても、身体の使い方が変わらないと再発しやすいのがジャンパー膝の特徴です。
■ ととのえ家Sanareのサポート内容
当院では、
● 炎症ケア(エレサス使用)● 股関節・膝の動き改善● 姿勢と重心バランスの調整● パフォーマンス強化のトレーニング指導
を組み合わせ、痛みの改善から再発防止まで一人ひとりに合わせてサポートしています。
■ まとめ
ジャンパー膝は、“ももの前の硬さ”や“身体の使い方”が原因で発生するケースがほとんどです。
ストレッチは効果的ですが、痛みが続く場合は根本的な調整が必要になります。
「ジャンプすると痛い」「練習すると膝の下がズキズキする」
という方は、一度専門家にご相談ください。
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